20代で独立した会計士が独立前にやってきたこと・後悔したこと

私が独立したのは2018年の7月。30歳の誕生日を迎える2ヶ月前でした。

ギリギリ20代で独立したことになりますが、独立前に経験してきたこと、勤務時代にやっておいた方が良かったなと思ったことをまとめておきたいと思います。

(自宅マンションより撮影)

経験してよかったこと

監査業務をやってきた

監査法人で監査業務をやってきたことは大きい経験だったと思います。

独立すると税理士業務などがメインになるので、監査そのもののスキルが活きるというより、監査を受けるような大企業の経理を見てきたということが大きいです。

大企業ともなると、経理をはじめ社内の体制はしっかりしていますし、社内で働く経理などの人たちは会計の実務に非常に詳しい人が多いです。

そういった人たちと若いうちから仕事ができるのは独占業務として関与できる会計士ならではの貴重な経験だと思います。

監査以外の仕事もやってきた

監査だけでなく、アドバイザリーなどの非監査業務も経験してきたのは貴重だったと思います。

私が主にやってきたのは、市役所や県庁などの地方自治体向けの会計支援や、シティプロモーションのための分析業務などでした。

こういった業務では、いかにわかりやすく相手に伝えるかということが重要です。

監査業務で成果物といえるものは監査報告書ぐらいで、その過程で作った監査調書などは外部には出さないので、あまりわかりやすさは求められません。

一方で、監査以外の業務では、作成した資料を場合によってはその地域の住民などに示すこともあるため、専門知識がない人でもわかるように資料の見せ方を工夫する必要があります。

PCスキルでいうと、監査ではエクセルを使うことがほとんどですが、非監査ではエクセルよりもパワーポイントを使うことが多くなります。

監査法人に所属しながら、監査以外の業務を経験できたことは、独立するうえでも貴重な経験だったと思います。

同僚やお客さんと夜遅くまで飲み明かしたこと

仕事のスキルとはいえませんが、これは案外大きな経験です。

夜遅くまで仕事をしていると気が滅入るものですが、同じオフィス内にいる同僚たちと飲みに行ったり、時にはお客さんとも終電が終わるまで飲み明かしたのは良い思い出です。

独立をしてから交流会などでお酒を飲む機会は増えましたが、勤務時代のお酒を飲んで腹を割って話してきたことが活きているように思います。

とはいえ、あまりお酒に強い方ではないので、ほどほどにしようとは思いますが。。。

後悔したこと

自分の名前を売っておきたかった

独立をしたときはお客さんゼロの状態だったので、もっと自分の名前を売っておくことをしておいたほうがよかったと思いました。

このようなブログもそうですが、ネットでもリアルでも色んなところに顔を出して動いていかないと、誰も見つけてはくれません。

恥ずかしい部分もありますが、独立した以上自分の顔を出していくことは必要だと思います。

いつまでたっても準備万端にはならない

ここまで、独立前に経験してきてよかったことと、しておけばよかったことをまとめました。

しておけばよかったこともありますが、おそらくそういった後悔はいつまでたっても消えないでしょう。

程度の差はあると思いますが、完璧に準備が整って独立できる人は少数派で、どんな人でも、ある程度「準備不足」の状態で独立しているのではないでしょうか。

独立に必要な経験やスキルは、独立してからでないと身につきません。

そういう意味で、準備万端になるのを待つのではなく、見切り発車で独立してしまうのもありだと思います。

いいか悪いかは別にして、資格があれば食うに困ることはありませんので。


【編集後記】

2/9(土)は夕方にお客さんのところで打ち合わせ。

お客さんの会社は私の自宅から15分ぐらいなのでそんなに遠くないのですが、今日はあまりにも寒くて15分でも外にいるのが辛かったです。