ネットブラウザをIE(既存)にするかChrome(新規)にするか。既存のものを疑い、より良いものがないかを探し求める

ネットを閲覧するブラウザを何にするか。

WindowsであればInternet Explorer(あるいはEdge)、MacであればSafariがあらかじめパソコンにインストールされていますが、ChromeやFirefoxなどを自分でインストールして使っている人もいるかと思います。

それぞれのブラウザに個性があり、好みが分かれるところだと思いますし、特に何のこだわりもない人もいるかもしれません。

ただ、すでに入っているIEやSafariなどより、自分でわざわざChromeなどをインストールする行為は、自分で他によいものがないかを探す行為でもあります。

既存のものをそのまま受けいれるわけではなく、よりよい選択肢を探すことも大事だと思います。

使っているブラウザと離職率の関係

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代という本の中で、ネットブラウザの利用状況について興味深い調査結果が示されていました。

調査では、従業員が仕事に応募するときにどのブラウザで応募してきたのかの統計データを分析し、それが従業員の離職率に関係しているのかを調査したものです。

すると、ChromeやFirefoxを使っている従業員の方が、離職率・欠勤率が低く、業績も高かったという調査結果が判明したのです。そしてこれは、ブラウザそのものの機能が要因ではなく、「ブラウザの好みからうかがい知れる、彼らの習慣が要因なのだろう」と考察されています。

ファイアフォックスまたはクロームを入手するには、少しばかり頭を使って別のブラウザをダウンロードしなければならない。「今あるもの」をそのまま使うのではなく、みずから行動を起こして、よりよい選択肢がないかを探し求めるわけだ。

既存のものを特に考えなく使うのではなく、「もっと他に良いツールがないか」を自発的に考えることが、仕事におけるパフォーマンスにも影響を与えているということです。

例えば仕事でも、ただ上司が指示を受けた仕事だけをやっていても、仕事に面白みや意義は感じにくいでしょう。言われたことだけをやるだけでは、いずれ仕事に対して不満がたまり、会社を辞めようと思ってしまうかもしれません。

上司から指示を受けるにしても、仕事の趣旨を理解し、自分がこうしたいと思って業務をコントロールするところに、仕事の面白み、やりがいがあります。

IEやSafariのように、すでにあるものでまったく問題なくても、「ありもの」をそのまま受け入れるのではなく、より良いものを探すことが仕事や生活に新しい刺激をもたらしてくれるのかもしれません。

「デジャブ」ではなく「ブジャデ」

ORIGINALS」の本の中では、オリジナリティを発揮するには、「デジャブ」ではなく「ブジャデ」を体験することが重要であるといいます。

「デ・ジャ・ブ」ならぬ「ブ・ジャ・デ」を体験すると、今当たり前に存在するものが疑問に思えてしかたなくなる。「デ・ジャ・ブ」とは、はじめて見たはずなのに前にも見たことがあるような感覚だ。「ブ・ジャ・デ」とはその反対で、既知のものを目の前にしながら、新たな視点でそれを見つめ、古い問題から新たな洞察を得ることだ。

税理士や会計士の業界は既得権益に守られた業界です。

上場企業の会計監査は会計士にしかできませんし、税務申告書を作成代行できるのは税理士だけです。

AIが進化しているとはいえ、会計士も税理士もなんだかんだで仕事がなくなるということはないと思います。
(AIが取って代わるほど単純な仕事ではないので)

そういう意味で、この業界は既存のやり方でもまだまだ生き残ることはできると思います。

会計士であれば監査やIPO準備支援など、税理士であれば顧問や税務相談などです。

しかし、せっかく独立して一人でやっているからには、やはり既存のやり方で終わらず、何かの爪痕(影響力)は残していきたいとは思っています。

「デジャブ」ではない「ブジャデ」を体験し、既存の税理士・会計士業界の中にあってオリジナリティを発揮していきたいです。

ネットのブラウザを何にするかといったことから、これからの会計士・税理士業界でどう生き残るかまで、「もっとこうしたら良いのではないか」ということを考えていくことが、小規模な会計事務所が生き残る生存戦略なのかもしれません。


【編集後記】

2/18(月)は15時頃までお客様の会社で作業。夕方から確定申告の準備。

確定申告は3/15までですが、今週中には自分の確定申告は終わらせたいです。